櫻狩り 中 レビュー

櫻狩り（中）

サスペンスです。渡瀬先生の最高傑作であることは間違いないと思います。以前読んでいた作品の作画レベル、ストーリーの重厚さも格段の差があります。自信を持ってお勧めします。男同士の性愛を描くシーンがありますが、物語の一部として読むものだと感じました。苦手な人も、どうぞご一読を。（OKな方は、なおよし！だと思います）
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上巻、中巻を読んで、今までにない渡瀬先生の作画、作風に戸惑いつつ、引き込まれる内容で、結末が気になるお話です。同性愛重視とゆうより、人間の複雑な心理や憤り、など心の動きに重点をおき、考えさせられます。描写も結構際どいので、少女さんにはお勧めできないです。ある程度人生経験を積まれた大人向けの本ですかねー・・・。
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上巻を読んでおもしろかったので、中も購入。
渡瀬さんの作品は幅が広いです。こちらは今までのと全く違う感じですが、軽い感じなど一切なく、渡瀬さんの作品だからおもしろいなと思います。 。

愛憎の「憎」の部分が出てきたって感じです。黒いです。えぐいです。好みです… 蒼馬のゆがんだ？愛情が、逆に無垢に見えてくるほどです。 あとがきで、作者が描いている途中、自分も辛かった、と語っていますが、読み手も辛いです。 愛情でここまで人は変わるものが？物語の世界だけか？ 何にせよ最終巻が楽しみです。 ハッピーエンドでもアンハッピーエンドでも、どちらでも納得ができることでしょう。
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